沈丁花 (じんちょうげ)
3月になりました。
今日1日は多くの高校で卒業式
高校生活が終わって
次の学校生活がやがて始まる人やすぐに社会人になる人たちが
いまは少しこれまでの3年間を振り返っているのかもしれません。
さて
表題の
沈丁花 (じんちょうげ)
ですけど
わたくしはこの花の匂いを嗅ぐと
卒業式この時期の雰囲気がフラッシュバックします。
とくに 小学校時代のセピア色の想い出がなんとなくよみがえってきたり
そんな人ほかにもいますか。
wikipediaによると---
「沈丁花という名前は、香木の沈香のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ、クローブ)のような花をつける木、という意味でつけられた。」
そうです。
香木とはその漢字のとおり、匂いのする木で、東南アジア原産で、古くは推古天皇のころに淡路島にながれついて、その木を火にくべたところいい香りがしたらしいです。高級品は伽羅とよばれ、奈良の正倉院にもおさめられています。
高級な香りってどんな香りでしょう。
どんな匂いに価値があるのでしょう。
いやなにおいならいくらでもあげられますが、いい香りって人によって違うような気もします。
沈丁花の香りは、わたくしにとってはすこしほろりとくる香りです。
せつない青春時代の想い出が 時にはよみがえってきたり・・・・
なんてね